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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
死ぬときゃ死ぬさ
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涙が出ちゃうほど

涙が出ちゃうほど貴方の事が好きです

私のネコちゃんが亡くなった時 泣くなよ

大丈夫 天国で元気にやってるさって言われて

ぶわーって泣いて貴方に抱き付いちゃった

そっと肩甲骨の辺りを優しく擦ってくれた貴方


私が風邪を引いた時 貴方に電話したら

仕事途中で切り上げてきたって言って

御粥作ってくれたよね ご丁寧に中華粥まで

貴方が料理するなんて知らなかったから

嬉しくて笑っちゃった 最高に美味しかったよ


いつも貴方に負担をかけてばかり

その重さがどれだけの物か私には分からなくて

ごめんなさいしか言えなかったけれど

貴方はそういう時はありがとうって言えばいいんだよって

額の濡れタオル何度も替えてくれたね


恋じゃなくなる日 それは何時なの?

私たち別れる前に 一つになれるの?

愛されるのが怖くて 失うのが怖くて

貴方に倚りかかってばかりいられない そう思う自分と 

彼氏なんだから存分に甘えちゃいなよと囁く悪魔もいる


もう私ダメかも知れない 

貴方無しでは生きている価値なんて無い

ずっと続けばいい 愛は壊れやすいから 恋慕で居させて?

おねがい します すきです

私を強く抱き締めていて欲しい いつも


離れない様にがっしり掴んだ貴方の左手を

温かく包み込んでくれた貴方の右手は

ごつごつしていてやっぱり男の人なんだなって思う

何かしてあげたいけれど何をすればいいんだろう?

貴方は私が寄り添おうとするとさっと身を避けて笑うの


そしておでこにキスするの 

だから私 貴方の事涙が出ちゃうほど好きなの

いつまでも側に居てね もし愛してくれてるのなら伝えてね

言葉だけじゃ物足りない もっと もっと 

深く抉る様に私の心臓を捉えて 何も怖くないから

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