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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
死ぬときゃ死ぬさ
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夢を見ていたんだ

長い長い人生 夢を持つのは自由

夢を叶えるのは不自由 だけど


僕等はもっと自由でも良くないか

天使の羽が天空から舞い降りて来て

君は泣いていたのを知っていたから

そっと 柔らかな羽を髪飾りにしてあげる


孤独も癒しも全ては束の間の夢

叶えられる事もあるし叶えられない事もある


僕等に今必要なのは勇気じゃないか?

張り裂けんばかりの胸の内の声を大にして叫びたい

もっと自由で良い筈さ 

パパの声もママの声も聞きたくない 今は


無邪気だったあの頃は 

人が生きるのに痛みを伴う事なんて知らなかった

ただ君が安心して僕の膝枕で寝てくれる

それだけでも至上の悦びだったよ


あの時貴方とつないだ手は汚れちまったかもしれないけれど

柔らかかった感触は忘れたくない でも忘れてしまうの


時の流れに流されて時間が過ぎてしまったけれど

言い訳はしないよ 僕は確かに自由を掴んだから


人生は壮大なる夢だ 朝目覚める事の憂鬱さと義務感

それも何時かは終わる 死にたいなんてこれっぽっちも思って無いのに

つい口に出てしまう 僕は弱い


でも認めて行こう 敗北も変化も 親睦も転嫁も嘘っぱちならば

僕等の心は二度と解明されたりしなくても良い


分からないから楽しいんだ 時計が夜0時を指して

まだ起きている そんな日もあるさ 今の時代を

切り取れば待っているのは絶望と命の無駄遣い

そんなのもう止めにしよう


僕等は自由だ 僕等は自由だ その銃を手に取るな

嘘っぱちだから 平和は必ず訪れる それが誰もが見るべき

大切な夢でしょう 一つ一つでいいからやりましょう

動かなければ 何も変わらないから


瞼閉じたら 夢を見ていたんだ 長い長い夢 

明日の朝ごはん 何かななんて そんな平凡さが幸せなんだよ

夢を掴んで欲しい 君が何かに躓いた時 

その壊れた自信は献身的な祈りに似ている

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