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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
死ぬときゃ死ぬさ
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Oh!Lonely Blues

Oh!Lonely Blues 

街角に佇んでいる

少女がただ独り

哀れな彼女は

売女ばいたをやっているのさ


Oh!Lonely Blues 

闇夜に絡み付く影は

正に今の俺その物

誰とも群れず

誰にも媚びず


Oh!Lonely Blues

一人奏でるコンツェルト

悲しみの愛憎劇で心拍が倍増

寂しさや涙なんて忘れちまったのさ

この砂漠のような街の中にはオアシスは無い


Oh!Lonely Blues 

老け込んだまだ若いだろう女が

悲しみのやり場も無いのだろう

路地裏で一人タバコをふかし

マンションの群れの間から月を見ている


Oh!Lonely Blues

大声でゴスペルを歌いたい

黄金の在り処は何処だ

アメリカンな珈琲を飲んで

すっかり自分に酔ってる


Oh!Lonely Blues

ヴィオラの音がやけに勇壮で

凍えちまいそうだ 今夜眠る場所を探す

いつもそうだ 俺達には居場所は無い

ただ絡み付く闇に映る黒い影


Oh!Lonely Blues 

僕を捨てたパパを

撃ち殺したい衝動に駆られる

君のママと駆け落ちしたんだよ

傷を舐め合おう


Oh!Lonely Blues 

本当の答えなんて知りたくないのさ

ただ暖かな暖炉と家族が欲しかった

そういう事を言う奴は微温湯に慣れきって

真実に辿り着けず力尽きる


Oh!Lonely Blues

カッコいいなと思われたいとか

あの子俺に惚れないかなとか

ケツの青い事を考えてる男は

まずやるべき事をやってから飯を食え

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