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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
雨音
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君がいるだけで強くなれたんだ

本当にありがとう 大好きだよ

君がいるだけで強くなれるような気がした


太陽の輝きが僕を照らしだして

心のダストを取り除いてくれる


こんな日にはきっと良いことがある

僕は毎日そう思っていれば楽しい事が起こると

心から信じているんだ


君がこの世から居なくなった朝

僕は泣いて泣いて泣いて疲れてしまったよ

遺影の君は美少女の面影残した笑顔だった


何が良い事が起きるだ

この人生で最低の最高の悲しい日


あの月も汚らわしく見えてしまう

君とのお別れを受け入れられない 信じられない僕


でも時が過ぎて君を思い出すと楽しい思い出ばかりで

それだけで君に会えて良かったと思う


校舎の窓から 鼈甲色の太陽が沁み込んで来た時

君はキスしようかと言った 少し恥ずかしかったけれど

カーテンに隠れてキスをした


あの日の唇の柔らかさ 君の華奢で折れそうな身体

全部 全部 覚えている


辛いけれど 君がいない明日を生きて行かなきゃならないんだね

将来結婚するなら君だと決めていたんだよ

図書館で同じ大学に行くために勉強したね

君を殺した犯人は捕まったよ どう気は済んだ?


くっそ涙があふれて来て止まらねぇ そいつをぶん殴ってやりたいよ

今 僕の胸に去来するのは 生まれてきて君に出会えた幸せな日々

ただそれだけ 思い出のフォトグラフ 君は笑顔のまま

時が過ぎて今言える事は君と出会えて本当に良かったって事

君がいるだけで僕は強くなれたんだ

君のさらさら風になびく黒髪に 後一度でイイ 触れたい



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