表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー5
527/900

あっぷっぷー

あっぷっぷー キャハハ

あっぷっぷー ニャハハ


ニヤニヤしている赤ちゃんがいる

俺はそれを見て非常に不愉快で腹立たしい


何の苦労もまだ知らず

ただママのオッパイを吸ってるだけの存在


だがこいつがこれから味わう苦労 苦痛 苦悩

それを想えば可哀想と言えば可哀想だな


だってその先に幸せがあるとは限らないのだから


子供が誕生した時 罪を背負わせられるのなら

例えば親のエゴでね 生まれた命だとしたらの話

その命は 生き続ける限り罰なんだろう


またペシミストのぼやきが始まったかと思うだろう?

だが嫌な物は嫌だ 

あんな猿が成長するまで何百万もかかって

それで出来損ないだったら親も失望だろうね


それがまた親ってのは偉大な物で夫婦と同じくらい強い絆で

子供を信頼しているんだね あ、例外はいるよ ただのバカ親


あっぷっぷー へらへら

あっぷっぷー ニコニコ


そんな子供が身長二メートルくらいになって

仕事でも大活躍したら まぁ大袈裟だけど奇跡みたいな物だよね


まぁ親がせっかく付けてくれた名前を呼んでくれる異性を見つける事

それが幸せってもんじゃない?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ