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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ステップアップ!
505/900

戯言を言うな

人様が作って下さる温かいご飯が食べられて

毛布も布団も煎餅だけど充分に暖が取れて

五体満足で精神病なだけ それで死にたいとか

二度と言うんじゃねえ 口潰すぞ


生きたくても生きられない人の魂を数え上げたらキリが無い

苦しさはきっと正しさと結婚して痛みで君を育てるだろうに


それでも 僕だって愚痴りたい事もあるよね

その時 白い壁とTVのニュースキャスターしか

聞いてくれる先が無い事 かわいそうだね

だけど もっと大変な人が居るけれどね

僕は 一人だから弱いだけ 二人になれば勇敢な戦士

魔王も神も消し去れるさ 


想いを馳せろ 想いを馳せろ 想いを馳せろ


聴こえない物を聴き 見えない物を見て

狂うしかないNight 

お休みの言葉は冷製のスープと情熱の夜に溶かして


一人だと嘆くのではなく 一人だから二人が嬉しい

ホッとするのよ 人間は一人では眩暈がしてしまう

逃げたくなってしまう 大人だって心細い時があるんだ


でも子供の前でカオスを犯すな

空にすら国境があるこのケチ臭い世界で

すっとぼけて屁をこいている暇は無いんだ


くちゃいくちゃい入れ歯だってポリデントすれば

孫も寄ってくる それが未来の姿だとして惨めならば

磨く事が必要で 常に自分自身を研磨して尖れ

ギリギリのステップで血液を撒き散らしながらの輪舞曲ロンド


人様が作って下さる温かいご飯が食べられて

毛布も布団も煎餅だけど充分に暖が取れて

五体満足で精神病なだけ それで死にたいとか

二度と言うんじゃねえ 口潰すぞ


結局 最期は苦しみの果ての安らぎ 魂がロストするフロスト

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