不惑
もうすぐ不惑だ
だがまだ腹据えかねる
残酷な事件に腹据えかねる
未熟な己の腹掻っ捌いて
出てきた髑髏のアクセサリー
手土産に地獄にでも旅立とうか
彼女が自殺したら来世はまた悲惨な人生が待ってるって言うから
まだスイッチを押せないけれど
我慢しきれないんだ 何故に女が居るのだ
押え切れない性欲だけが迸る
だけど人生はバトル!バトル!バトル!
様々な事象から様々な人称から認証を得る事
みんなそうしよう!
まだ老いぼれる歳では無いさ
ロックを爆音でかけて漏れ聴こえる歌詞をパクる
先駆者の言う事は聞いておいた方が良いから
もうすぐ不惑だ だけど落ち着こう
まだ終わりが見えた訳じゃない、けれど硝子の橋の上薄氷を踏む思い
どちらも忘れちゃいけない気持ち
越えて行け氷山を 何歳からでも新しいスタートはきれる
偉大なる日々の積み重ねによって新しいスターにとなれる
ただがむしゃらに進んで行こう 明日が見えなくても
誰もが違っていい そして志は大きく持とう
辛い事でも 栄養に出来るくらい強く強く心臓の鼓動響き渡らせ
越えて行け高山を 夢があるなら追いかければいい ただそれだけなんだよ
不惑だからと言って立ち止まる必要はない
むしろ待ちかねていた小説の一頁に挟んだ栞を魁する時が来たんだ