神様の猶予
愚痴をタレるより先に頭を垂れよ
発言権は皆に有れど力が無ければ
誰も聞いてくれはしない
そして既得権にしがみつくな
流木にしがみつけ そのまま川の流れ任せ
海に出るまでの旅 人生は
人間は図々しい物
だけどその患部は切除できる病
人を傷つけたくないと言う気持ちが
空回りしているんだ 僕の中で
人生は闇深き穢れ 気を抜けば悪にもなろう
平和の中で蠢く魔物 それもまた人
人間の定義なんてどうでもいいんだ
難しくて皆怯えながら一歩ずつ進む物
正解なんてないから
僕等は人を噂したり貶めたりしてはいけないと思う
心の底から善である人を偽物だと決めつけるのは簡単
議論だって馬鹿馬鹿しいよ 信じられる物はただ生命
今 君が座っている場所を誰かが強引に奪おうとしたならば
抵抗してもいい 屈するな 頑張れ
生きてある限り争いは続く でも最期の最期には自分と戦いたいよね
神様はその猶予を充分に我々に与えて下さっていると思うよ
君は間違いなくこの世界に必要な人間だ 大声で叫んでみろよ
鏡の前で笑ってみようよ 嘘ばかりの世界でも君は真実を探して進め
そこにかつて見た事の無い様な眩い 気高い花が咲いているから