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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
光の中で
50/900

DEAR

貴方がいる事が当然だと思っていた

古いアルバムに思いを寄せる事も無く

大人になって年老いていく

感受性が鉛色に包まれるWORLD


貴方に育てて貰って

でも僕は生命の誕生等

快楽の結末としか思えない

そんな自分が嫌い


いつか優しく包み込んでくれた貴方

そう子供の頃は川の字になって眠ったね

母親がいなくて貴方は寂しそうで一人ぽっちだった

僕も寂しかった

時折言ってくれる「愛してるよ」が支えだった

でも貴方は時折僕を見てふっと顔を背ける

その心中はわからなかった


いつまでも側にいてくれると信じてた

でも別れは突然に訪れて・・・

貴方の事を信頼していたのがわかった

何度もケンカして大嫌いだった時もあったよ


でも今貴方の死に顔を目にして止まらない

大粒の涙は嘘じゃない

DEAR・・・もうありがとうも死んでしまえも言えない


貴方一人だけのWORLD 決して人と分かち合う事は無かった

貴方一人だけのWORLD いつも無理をして微笑んでいた


無言で僕の好物をテーブルに並べる貴方の姿

ありありと思い出せる


いつも子供が1番大切と態度で示してくれた

お父さん大好きよ 言葉で言い表せられないくらい


天国でお母さんとまた一緒になれたらいいよね

僕は寂しくないよ もう大人だから

DEAR・・・貴方の背中は大きかった

さよなら


お父さん大好きよ 言葉で言い表せられないくらい

僕はきっと忘れないよ 貴方との思い出を


DEAR・・・ 親愛なる貴方へ 

僕はきっと忘れないよ 百年経っても

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