479/900
別れ
愛する物と別れる事ほど悲しいことがあろうか
涙すら神の衣の裾を濡らす事すら叶わない
毎日祈る いない事 見えない事 触れられない事
全てを受け入れて笑えるようになるまで
いいさ 無理しなくてもイイ
ホントに愛は時に極上の喜びで悲しみの極致
氷山の奥深くに閉じ込めて止めたはずの時が動き出す
痛いほど嬉しい だって存在だから
多くの事は語れない 大人は笑わない
それは何故だろう 乗り越えてきた壁
色鮮やかにペインティングされて
絶望と断絶と狂気を示している
それに負けてはいけない
写真に写った君 無くしてしまった心
君を強く抱きしめたい 思いは胸の中
強く強く願っても届かない
もっと大事にすれば良かった
寄り添って共に戦えば良かった
諦めてしまった二人に終わりは訪れる
悲しい読経 瞬間の鎮魂歌
もっと天の女神よ ハープをかき鳴らしてくれ
消えるのは私も君も一緒 ただ違うのは理由だけさ
悲しい読経 瞬間の鎮魂歌
もっと天の女神よ ハープをかき鳴らしてくれ
人生とは長いタイトロープ
カイトはけたたましい いやあれは人間なのだ
笑える程翻弄されている 愛した物を失った故に