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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
夢現
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夢幻

この一度きりの人生も

膨張し続ける宇宙の中の一つの惑星では

夢幻の様な物


僕はいつも根源的な物を描こうとして

それが美しさとか汚らしさとか考えて来なかった

つまりまだ始まってすら居ないのだろう

それなのに死にたいだの くだらないだの

諦めてばかり もうちょっとルーズにやらせて


華を光らせる剣山でありたい 有っても無くても良くて

あれば美しく 無ければ慎ましく


そんな人間 像を結ぶ光線が立体的で無方位だとしたら

この世界は 混乱カオスの中で生きとし生ける者の全てに

痛みと快楽と言う 相反する感覚を 実存として有り続ける事を示すだろう


痛みも快楽も箱の中 味わいたい時だけ封を開放して

人は薬物中毒きづけないことから抜け出せる


ああ 夢から生まれる有 夕べの食卓 

釈尊は 何を召し上がるのか?

グーグル検索で分かるのかな?

憂思が連綿と続いて進化し続けてきた有史

その中で悲しみじゃない事なんてありましたか……


涙はいつだって綺麗で ただ勇気だけあればイイ

恥ずかしい事じゃない 孤独だっていつか愛せるさ


ぶっとびフライト 宇宙の果てまで飛べ

数学でも化学でも無く 力学でも歌学でも無い

内包するは水 氷と共に漂うのは魂の煌き

ただ楽しければいいから 輝こう

あの星たちの様に無限に 指折りて数えるに足らん

全ては暗で庵だ その部屋で緑茶でも飲みながら

苔生す庭を見て溜め息を吐きたい 晩年の夢 まぼろし


鬱々とした気分は 晴れ解けのお祭り

蒼蒼とした自分は ハレとケのお休み


弾丸の様に心臓に届けよ 悪魔を滅しよう

夢幻では無く夢現を見極めろ その力で 自らの手で

変えるんだ

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