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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
夢現
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厨ニ病

愛しい花に涙で水を上げよう

こんなちっぽけな世界で僕等は争い合う

どうして平和にならないのかな

喧々諤々の議論がされているのにちっとも良くならない


僕等がしっかりとした考えを持ってないからだ

空っぽの心で教育されるから捻くれていく


愛しい花に汗で水を上げよう

こんな兎小屋みたいな家で家族は争い合う

どうして平和にならないのかな

今日も騒がしくパパとママはケンカばかり


どうして道端の花を愛でる様な

優しい気持ちになれないのかな?

今の空だってあんなに澄み渡って

太陽が僕等を照らしているのに


愛しい花に雨で水を上げよう

平和な国 日本 僕等はしっかり勉強して

真面目に就職してお国の力になるんだ

頑張って世界を変えるんだ 元通りにするんだ


僕は何も要らないから欲しがっている人に挙げて下さい

我慢しますから 涙零れて Tシャツが濡れるけれど

もっと頭を空っぽにしたいのにうざい友達とのLINEで

何時の間にか夜


愛しい花が枯れてしまった 水を上げていたのに

そっと葬送曲でお別れしましょう 

きっと僕がもっと話しかけていれば死ななかったんだ

全部僕のせいなんだ


死にたい 何もしたくない

世界は実は期待無い汚い物 それに気付いちゃったから

全部壊れちゃえ 僕の期待に応えられないなら消えて

後ろめたい気持ちばかりが溢れて 僕破裂しそうだよ


何時になったら本当に平和な世界が訪れるのかな

何時になったら人々が愛に溢れて助け合うのかな


答えを教えてあげようか?お前が死んでからだよ

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