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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
夢現
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不浄なる者

人の命を玩ぶジョーカー

衰えているのを感じてペラペラお喋り

権利を振りかざし反省の色も無い

そう言う奴を僕は不浄なる者と呼ぶ


老人は同じ事しか言わない 

言えないのだ

そこに立ち止っているから 

それどころか夢を追っている人間の足を引っ張る


老害 一般的には言えないんだよ

でも少なくとも僕にとっては全く無意味な存在

金の方がよっぽど頼りだ

有り金全部置いて 帰りなさい 海の中へ


それでも穢れは落とせない

屁理屈をこねて自己弁護に終始

心は黒く染まっているのだから

いっそ闇の世界で生きれば良い物を


まぁ僕は一切関知しないよ

強盗みたいな人間だけれど

正義を振りかざすけれど

実行犯では無いから罪では無い


老人と言うのは追い詰められると

詭弁を使って逃れる 都合のいいお方達だ

所謂お爺ちゃんなんて最悪だね

夢も希望も持ってなくて他人が羨ましいから


穢れ 汚れ 塗れ それでも死ねない

死なない 罵詈雑言浴びても変えない

何か身体の病気を自らの出身で在るかの様に

錯覚 砂上の楼閣 何も残せずに死ぬんだ


僕はきっと全部忘れるだろう

善と悪の相対性 は 善だと前任者は仰るから

潰されない 馬耳東風で良い

怖かったら逃げろよ 殺されてしまうぞ 心が


反戦 僕はバジルの様に芳醇な香りを放って

脂 ギトギトッシュで生きる

いつまでも若くありたいからね

そして病気か事故でくたばって誰も泣かないのだ


そんなの…… 最初から望んでない

夢現 人生の不可逆性に乗っ取れば

タイムトリッパ―は憧れの夢で

睡眠薬を飲まないと眠れないのは僕のうつつ


またしても声が聴こえる 幻聴では無く

色々な人が正しさで僕を苦しめるが

ネガティブマン そろそろ存在自体消えそうで

僕自身に何の価値も見い出せない 僕は 何?

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