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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
夢現
465/900

夏ミカン

夏ミカンは涼やかな風

誰ものけ者にしない雲

照り付ける太陽 果てしない宇宙

天使の落とし物


夏ミカンはきっと……

甘くて少し酸っぱくて

きっとみんなに愛されるように育つ

果汁が飛び散ってTシャツを汚す


夏ミカンは果て無きアスファルト

誰も置いて行かない路線バス

照り付ける鰤 旬かどうかは知らない

地平線が黄色に染まる


夏ミカンはきっと……

ジューシーで香り際立つ

光を精一杯浴びて

文句も言わず僕等を潤す


夏ミカンは僕等の青春

夏ミカンは僕等の清州

夏ミカンは蛙住む川のせせらぎ

今日も元気いっぱいで食卓に並ぶんだ

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