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切り取った夏のフォトグラフ
夏のフォトグラフは
二人の弾けんばかりの笑顔で
こんな日々が何時までも続くと思っていたよ
何処までも広がるブルースカイ
水鉄砲で二人遊んで
キャッキャはしゃぐ君が
可愛過ぎて 嬉しくて
冬になっても僕等抱き合い温め合い
生きてきた 二人は一つの心をただ
負けない様に散らない様に愛無き人に侵されない様に
静かに生きてきたんだ
もう日本には心ある歌を歌えるシンガーソングライターは
あまりいないから
そして君にはもう聴こえない あの日ドライブで大好きなのと
言っていたバンド なんて言ったけな ゴメン忘れてしまった
切り取った夏のフォトグラフの君はいつも笑っていて
心が震える
また会いたいよ君に 遥か彼方 そう 遠い所だからね
でも頑張るよ 今も君が見ていてくれると信じているから
神様どうか彼女が今も笑っているか教えてくれないかな?
どうして黙ってるんだよ あんたは居ないのか
聞こえない声 見えない涙 キスした唇
記憶の全てが凍える程寒い