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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー4
451/900

いつか来る死に際して

頑張ってきた

誰よりも頑張ってきたつもり

それなのに……


この仕打ちは何だ

大金持ちが千円を返せと言うか

最底辺の暮らしのストレス


心臓が変だ

僕より不幸せな人は沢山居るだろう

だけど僕個人の苦しみ その世界は地獄

笑うなら 蹴っ飛ばす


人生とは答えの出ない旅だ

記憶が走馬灯のように回るのならば

苦々しい吐き気で生き返るだろう


愚痴っちまってごめんな

腹いせにパソコンのモニターに止まっていた

虫を潰して殺した


親父だって死にたいってしょっちゅう言うけれど

あの人は僕と違って死にたくないんだ


僕は死ねるなら何も残らなくてもいい

かえって重いだけだ


誰か一人でも詩で死にたいから救いたい

僕が願うのはそれだけです


まずは自分 自分を愛せる様になったら

きっと詩も死も眩く輝く


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