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いつか来る死に際して
頑張ってきた
誰よりも頑張ってきたつもり
それなのに……
この仕打ちは何だ
大金持ちが千円を返せと言うか
最底辺の暮らしのストレス
心臓が変だ
僕より不幸せな人は沢山居るだろう
だけど僕個人の苦しみ その世界は地獄
笑うなら 蹴っ飛ばす
人生とは答えの出ない旅だ
記憶が走馬灯のように回るのならば
苦々しい吐き気で生き返るだろう
愚痴っちまってごめんな
腹いせにパソコンのモニターに止まっていた
虫を潰して殺した
親父だって死にたいってしょっちゅう言うけれど
あの人は僕と違って死にたくないんだ
僕は死ねるなら何も残らなくてもいい
かえって重いだけだ
誰か一人でも詩で死にたいから救いたい
僕が願うのはそれだけです
まずは自分 自分を愛せる様になったら
きっと詩も死も眩く輝く