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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー4
446/900

Blue

空の色 栄光の青

群青日和に勲章贈与

それもまた奇妙な因果で

忘却の空へ吸い込まれていった


水の色 勝利の青

梅雨明けに豊穣貸与

まやかしの夏空に唾吐きかけ

苺ミルクを飲み干した


ただ鬱になりたくない

ハイテンションもやだ

僕はローテーション

ヒットエンドラン サインはV


エイリアンの血の色 

チアノーゼの青

ホメオスタシスの崩壊

殴っても殴っても青タン


水着の青 エロティックに

眩しい太陽の熱 ブルーハワイとか

そんなので楽しいでしょ

妄想の世界なんてそんな物よ


あの透き通った青空切り取る贅沢

かつては見上げるしかなかった

今では貧しさと眩しさでアスファルト見ながら

とぼとぼ 時折 遠吠えし逃亡


楽しちゃいなよ 羊水の色に帰れよ

つまりは透明な青=存在を否定

だから死にたくなるけれど心はBlueでイイ

その方が楽だと思うから



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