表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー3
439/900

求むるも弔う

死んだ人とは決して話す事は出来ない

それでもふと生前のことを思い出して

こんな事があったんだよとか

あんな事があったんだ……とか

話してみたくなる


お盆には霊が帰ってくるなんて

昔の人は優しくて寂しい嘘を唱えたね

それでも僕らだってそれを半ば信じてる

あくまでもそれは自分の心に整理を付ける為

死んでいった者を忘れてしまわぬように

半分嘘なんだけど そう考えたのだろう


求むるも弔う

故人を偲んで 

この世界には死や息苦しさが溢れているから

どうぞごゆっくりお休みくださいと

とても嬉しかったですよ 話せてと

満足して


僕らは涙に暮れていてはいけないから

動き出す それが生きている証拠

霊魂の存在はホントは知らないけれど

今夜は無礼講だ 呑んで呑んで

呑みまくろう


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ