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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー3
438/900

魔法少女

死を嫌悪していたみたいだけど

君はやっぱり死ぬのが怖いだけなんだよ


この宇宙のネゲントロピーから外れてしまうから

円環の理に導かれてしまうから


魔法少女なら希望を伝えるだろうけど

現実リアルの僕らには

全ての人間に平等なのは死だけだ


僕はそれをとても悲しい事だと思うし

身体も心も痛いと思う


回転していく メリーゴーランドのように

または輪廻転生のように


全部 ささやかで大事おおごと

僕らはまだ行き先すら知らない


涙流す事もない 孤独な少女達

ただひたすら世界の平和と秩序

家族だったり 眩惑だったり

そんな物を守る為に 自らを宝石に託し

そして死んでいく

僕らの知らないうちに


犠牲はこんなに大きくて世界は大雨なのに

誰もその悲しみに気付かないなんて悲し過ぎるよ

悲し過ぎるよ……

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