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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー2
430/900

はうぁ!

はうぁ!また知らぬ間に寝ていた

一日何時間寝るんだろう?

そしてビールを何缶空けるのやら


このままルーベンスの絵の前で

天使に連れて行かれたら楽なのにね


まぁそこも決してユートピアでは無く

男と女が性情も持たず裸で暮らしお花が一面

咲いているだけの退屈な所なのだけれど


生きて死んでそれが人生ならば

僕等は一秒たりとも

思考途絶している場合ではないのに


それでも怠惰な堕天使は楽な方へ楽な方へ

奈落の底を興味深く見つめながら

大して面白くもないのにケラケラと笑う


きっと僕等は幸せを探し過ぎて

いっそ僕等は産まれない事を望んで

おかんむりの両親を遺影に閉じ込めて

満足し眠るのだろう

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