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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー2
427/900

カラカラ

カラカラに乾いた声で

絞り出すように昔の体験を語る

お爺ちゃんは 今にも倒れそう


この枯渇感プライスレス

現代の若者の先駆者であるお方

机の上に置かれた水をぐいぐい飲みながら

必死に汗かいて戦争の悲惨さを語る


現代人だってそう

ホントはみんな乾ききっているんだ

水が欲しくて愛が欲しくて温もりが欲しくて

砂漠を彷徨っている


人生は勝つか負けるかの勝負だと思わない?

危険思想かな? 


だけど一生懸命な人の汗って

輝いている


だけど一生懸命な人の瞳って

輝いている


僕等みんな潤いが欲しくて

求めながら与えることも出来ず

無力感に苛まれているけれど

それでもいいんだよ いいんだ

いつか君が羽ばたく為の助走なんだから



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