表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー2
426/900

コロコロ

僕が死んでも誰も悲しまないんだろうな

そう考えて全ての苦しみから逃げて何もしないで

生きる事を放棄してそして骨になるんだな


何のために生まれて来たのか

神様も嘆息されておられるだろう

こんな出来損ないの肉体に魂を吹き込んで


辛い事には向き合いたくない

なるべく人と関わりたくない

昔 思い出したくない 幸せだったから

また取り戻せるよ 人は言う


だけど僕は知っているんだ

もう若さで乗り切れない事を

根性と言う名のオールで必死で漕がなければ

没落していくだけだって事を


もっと強くなりたいよ 心が叫んでいる

もっと優しくなりたいよ 心が泣いている

だけど僕の心を穢したのは僕の心なんだ

その真実に気付いた時に赤い血が

逆流するほどの恐怖を覚えた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ