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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー2
425/900

気付いたよ

ずっと一人ぼっちだと思っていた僕に

人は一人じゃないんだよと教えてくれたあの人の死に

涙も流れなかったよ


そしてまた一人ぼっちなんだと

もうダメかもしれないと一人震えていたあの夜


希望の歌なんて何の役にも立たなくて

人の世の儚さを歌う歌なんて嘘っぱちで

追いかけて死にたい それが本心だった


僕はどんどんダメになっていく

涙がとめどなく溢れてきた 

どうして今頃思い出すの?


あの人の遺影を見る度何だか苦しくて

楽しかった思い出が悲しげに走馬灯のように回る

ごめんなさい そしてありがとう

またお会いしましょうね 僕がそちらに行ったら

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