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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
声と幸せの欠片
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紅の血

レッドリップ レッドリップ

レッドリップ レッドリップ


綺麗な花には棘がある


紅の血が流れ出す 痛み堪えながら


それでも何だか陽気で気分は悪くない


邪魔者エンターティナーを全員消し去りたい

例え娯楽が無くなっても


気安く触れられない美しい唇

その紅に愛は痛い程 実存する


奪いたい 熱いベーゼ

君だけの物 僕だけの物


ワントリップ ワントリップ

ワントリップ ワントリップ  


一度だけ天国に連れて行って

その美しき羽を羽ばたかせて

薬のせいさ 死が怖いから

愛しているよ 嘘だけど


幻覚が善悪を問う 

もはやそれには意味など無いけれど

正味の話 大半の人間はクズだと思う

そして僕が一番の削りカス 


ワントリック ワントリック

ワントリック ワントリック


私を欺いて見せてよ

君の顔なんて見たくも無いけれど

結構カワイイ顔してるから

お姉さん疼くなぁ


ワントリック タネの無いマジックは無いから

種を蒔いて 花を育てましょう


女 花 臓物 牛乳 確かにポエジィの欠片も無い


貴方に触れられないなら

僕の生きている価値なんて無いんだよ

血が滲むほどの強い浸透力が僕の心の鏡叩き割った

もうこれより先は行けないよ


レッドリップ リフトアップ 

レッドリップ リフトアップ


舐め上げて あの魔法の大木を


紅の血を撒き散らしながら僕は逝くのだろう


全ての失敗は明日へのステップだから

スキップしながらその日を待とう

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