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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
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純情ガール

寂しいから眠りたくない

そんな気持ち分かるでしょ?


慣れたもんで夜更かしコース 毎日 

そして肌荒れを気にしているガール


恋人との日々は甘いかもしれないけど

私はビターなのが好きなの


星の形にくり抜いた貰い物のホワイトチョコレート


信ずる者に裏切られちゃった

あーあ 溜め息ばかりの日常です


会社では歯車の様に回され

ガタピシ お疲れモードの身体引き摺り

家に帰る


遺影に手を合わせ父さん今日も無事一日過ごせました

報告する


子供は親より先に死んではいけない

そんなの戒律でも何でも無いし


何か疲れた 侘びしいの

恋人をちょこちょこ変えられる余裕はあるけれど

チョコを買う金がねえ


最近お前おっさん化してるよなって言う人

私の最愛の人 なんだけどわざと冷たく当たってる

相手は何も気にしてないみたい そんなものです


幸せは何処に転がっているの?

プライド全部捨てて追いかけるからオシエテチョーダイ

そう言う女はすぐまた開く花には成れない


すぐ股開く そんな事無いのに 噂ばかりが先行するのは

あのお局様のせい 帰りたくても帰れない自宅

デスクから夜空を見上げてもスモッグ現象で星一つ見えない都会で


もーうやっていけませぬわ

殿方はナニをやってらっしゃるのかしら

私にお裾分けは無いの? 神様


あーあ 田舎から出て来て三年

仕事にも慣れて来たけれど

特定の彼氏いるふりにも飽き飽きなこの頃

五月は自殺が多い


帰りたいな 帰りたいな あの緑ときんが兼ね合う風景

金は無いなう

ツイッター馬鹿 ホント素敵なんだから田舎の星は

月見しながらお団子とか懐かしくて涙が出ちゃったけれど

星が雲から逃げ出して顔を見せるから恥ずかしくてすぐに拭った


あの星々みたいに一生懸命光りたい

切望して居る より良き戦法 そんな物役に立たなかった

私みたい…… 小賢しい女 

時々抱かれてもやはり愛していない男ではただ演技 


帰りたいな 帰りたいな あの橙と青の境界線

今日は帰せん

上司の馬鹿 ホント美味しいんだから田舎の栗は

焼き栗 甘栗 栗おこわ くりくりくりくり クリック地獄 

お願いだっぴ

星が流れたから早く帰りたいですと願い事してみた純情ガール

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