表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Speed Star
395/900

Speed Star

あの星が堕ちる時

私の天命も尽きるでしょう


ただ願うのはひたすら愛だけに殉じたいという事

尊敬とか親愛とか幸福とか美貌とか他にも色々


流れ去れ川よ 人生の流れよ

退屈な日々に打ち込む楔は芯から腐っていて折れる


Speed Star 追い付けない存在 誰よりも早く


流星群の丘 そこで君と会いたい

語り合おう未来の日本を そして眠るのさ


あの星が堕ちる時

誰かの天命も尽きるでしょう


ただ願うのは生きている間に何かを残したいという事

名誉でも予言でも子供でも栄光でも他にも色々


その瞬間はとても恐ろしいから人生をStopしたいけれど

マグマの様に噴煙を上げて流れ去る人生よ

辺りは燃えに燃え 全て蕩けていく


Speed Star 流れるままに行けよ 

天国へのドアは開かれていくから皆死に急ぐ

それでもいい 人間とは生まれ消えゆく物

サヨナラだけが人生だ


流星群の丘 そこで君とキスしたい

涙流しながら 刹那過ぎる程のキスを


始まりも終わりも一緒にセットで完結するストーリーは

映画よりもダイナミックで栄華よりも儚い


あの星が堕ちる時

世界は終わるでしょう 死にかけの太陽に燃やし尽くされ


ただ願うのは少しでも愛のある言葉を紡ぐ事

あの人は馬鹿でこの人はゴミであの人は心無くそんな人達を許したい


Speed Star 光速の楽園への道標

あの星の向こうにエデンがある 慕情 懐かしいね


光となりて闇となりて 怒り病み死んでいくのさ


Speed Star まだ落ちないで

Speed Star やり残した事があるから

Speed Star 早馬に乗って

Speed Star 君へ届ける 星と共に恋の文を


その時流星は……幸運のお守りとなって

私達の身代わりになるでしょう






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ