大切な君へ 宝物ありがとう
切ない程 狂おしい程 大切な君へ
何も贈り物出来ないかもしれないけれど
遠く離れてしまっているけれど
この空は一つに繋がっているから一人じゃない
涙が出ちゃうほど汚らしい僕の心
手の平の上の おたまじゃくし 衝動で
泣きたかった 君を汚した
最低だと思った
宝物みたいな素敵な言葉が見つけられなくて
君の心 取り逃がした
そんな軟弱さが男には必要だなんて
僕は信じない
絹のヴェールを纏った君は天使
たった一度でいい 声だけでも聞かせておくれ
まるでお父さんの様に君の事応援してるし大切だ
好きとか嫌いとかでは無く
切ない程 狂おしい程 大切な君と結ばれたなら
幸せと不幸せが矛盾の様に拮抗するだろう
それが怖いから? 違うね めんどくさいだけ
誰もが違う価値観の中 一人ぼっち歩いている
思想は昏迷し 正義なんて物とうの昔から無い
遊びながら 半端な仕事をし 家族すら信じられず
全部辞めたいけれど そんなに死にたい訳でも無く
冷たいベッドの上で スマートフォン弄りながら
カップラーメン食ってた
部屋は荒れ果て 女性を呼べる訳でもそれ以前に
そんな人はおらず
詩を書くという事は己自身を見つめる事
けれど貴方はやっぱり間違っているよ
一人では一人を引き受けられない
二人でいる事の孤独を感じられるならば……
愛だけだ 世界を救うのは 涙が出ちゃう
人類愛>親愛>恋愛
その最初のステップすら踏み出せないのだから
笑い事じゃないんだ 僕の事を笑わないでくれ
何も出来やしない いややってないだけ
そんな自分を愛そうなんて自分自身が可哀そうだ
川の流れ そうだ あの日橋の上から狂気をぶん投げて
晴れやかな 錦 飾ったんだったね
意識不明の困難も こんなに簡単に心胆で乗り越えてきた
今は自分自身を信じられる
飛び立つ時がどうやら来たらしい
汚らしい世界から そう 卒業して
清らかな水に 顔を浸して美しく生まれ変わるのだ
君がくれた宝物 僕があげた宝物 相似しているようで
ただI NEED YOU そんな物でご褒美は終わりで構わない
今日だけはラッピングを優しく解いてその宝物に触れる
綺麗な手で そしてまたマッピングしていく人生の為に
箱の中に再びしまう その時一番言いたい言葉は ありがとう