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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
個々心求むるセカイ
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目の前の壁をぶち破って

眩暈が僕を混乱させる

あの日見ていた夢は叶わなかった

世間とは摩訶不思議

ルールに縛られていては何も出来ない


こんな日々が続く事にうんざりしているけれど

こんな日々が幸せだと感じられたならば素敵じゃない?


明日への線路は点検中で眠りを取れない

戦争が終わって一安心しているけれど

見た事も経験した事も無いのに語れない


現代は壮大なる頭脳戦 駆け引きがひしめき

そしてケツの青い男はいつまでも其処に横たわっている


嘘は吐きたくない ただ目の前の困難に立ち向かう事

負けない様に 汗をかきながら作り笑いする日常


どこまでも壁 あっちを向いても そっちを向いても

だったらぶち壊さなきゃ前にも進めないじゃない

心労で進路見失ってしまう


階段を駆け上がる

塔の最上階に答えは眠ってる

簡単な事さ 一番高い所 高みに辿り着きたい

それが人間の欲望


それを捨て去って隠居するのもありって言えばあり

だけどまだ見た事も無い景色を見たいから

未知なる未来へタイムトリップする術は無いけれど

その向こうに光差す楽園があるとしたら

僕はこの右手を固く握って壊れるまで壁を殴るだろう


知らない事 知らない音 知らない人

世界はだだっ広い 迷う事も仕方ないけれど

ただ知りたい 君の事も 全部解る訳じゃないんだ

あの壁をぶち壊したなら またそれよりも強固な壁があるだろう


それを楽しんで行こう 野で死んで 飛行する霊魂

不思議さに目をぱちくりさせて子供って言うのは微笑ましい

見えているのかもしれない 世界の摂理が

大人になったら行く末を阻む壁ばかりだから

血塗れの拳から 生きている事の意味を知ろう

壊すには痛みを伴うんだ そんな当たり前の事に

気付かせてくれる 歳を取るのも悪い事じゃないさ

全部が素晴らしい事 逆境も乗り越えれば快感

さぁヒーローになろう 悪を滅して心の錨を少しづつ引き上げるんだ


さぁぶち壊そう目の前の壁を そして僕等は新しいステージと向かう

今更ながら革命を起こさなければ 誰かの言いなりならば

未来なんて無いんだよ


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