個々心求むるセカイ
父は僕に期待していなくて
母は精神科で廃人のような生活を送っている
僕は……死にたい
そんな甘ったれた根性で
この世の中生きていけないの
分かってるのは 一番分かってるのは僕なのに
外野がざわつく
生きる事ってもっと自然な事だと思っていた
あの日見た花の様に太陽に向かって伸びる
そんな素直さが昔の僕にはあった
何処で歯車狂っちまったかなぁ?
君もそんな事考えちゃう事あるんじゃない?
成功するだけが人生じゃない
だけど失敗ばかりの人生は苦いから
胃が痛い そんな言い訳ばかりで
歳を取っていくのは
どっかの名無しさんみたいで嫌だ
全部嫌になってしまった
終りばかり考えて前に進む勇気も無くて
だけど明日そんな日々をぶち壊すぞと
一人息巻いていたけれど
結局その明日は昨日の延長線上で何も変わらない
それを平和と呼ぶのなら
僕はあの歌の様に窓ガラス壊して回りたい
悲しい事なんて無いさ 涙は枯れ果ててしまって
家でアニメを見ている 昔から好きだったから
家で音楽を聴いている 昔から落ち着くから
昔から…… そう人は皆昨日に引っ張られ
その先に明日がある それを慣性などと呼ぶのは
失礼かもしれないけれど
結局僕は自分の世界を壊せず仕舞い
それでも良かったんだ
初めから期待なんかしてたら
どうせ敗れ去りまた死にたくなるから
説教好きな大人の群れに従えなくて
お勉強大好きなドンパの群れに入りたくなくて
結局僕は独りぼっち 独りぼっち
バイクで駆けてくこの道はもう慣れっこだけど
この季節の風はどこか優しい それが好きだって事
大切なんだよ 想っている人には今日想いを伝えよう
明日生きている保証はないから