希望と絶望の詩
僕は昔希望の歌なんて聞きたくないと言った
それは全てを諦めたかったから
頑張る事に疲れてしまったから
でも今は違う この世に未練があるから
神様のプレゼント 死の恐怖
せめて人間が退屈しない様にと
僕等の声だって決して
何時までも咆哮を上げられるとは限らない
全ては神の裁量次第 怒らせれば全て失う
天界から派遣される天使はとても残虐で
パンドラの箱を開けた人間をどこまでも許さない
そして殺す 底には希望の欠片は無かったんだ
それでも僕等は働いて疲れ果てて自宅に戻って
やっと一息 ビールを呑んだりお風呂に入ったり
それが真っ当な生き方だろうに
残酷な神と天使は怠惰な物を決して許さない
誰もが避けて通れない死と言う試練
それを怠け者には最大限の苦痛と共に導くのだ
天界に行けると思うな 地獄が地獄なら
天界は花が咲いているだけの退屈な洞窟だ
誰も優しくない 貴方は優しいかも知れないが
はなみづきの様に温かく我らを100年見守ってはくれない
結局自分次第なんだ
絶望は死に至る病とは古びた思想
死因ベスト3を見れば生きている事など
おっかなくてまるでビルとビルの間で綱渡りするような物だ
恐怖が支配する それは何時の日も変わらない
絶望の詩を詠む人は少ないから
そのグラスにちょっと眠剤を盛らして頂きました
おやすみなさい 僕は希望と絶望の詩を交互に詠う堕天使