拝啓DEAR MY FRIEND
変わってしまったのね 貴方
煌いた時は過ぎ去り 荒廃した砂漠で生きる
いつも飢え乾いていて あの優しい目を捨て去ってしまった
蜃気楼は私達に束の間の夢を見せる
でも実際は遥か遠くで触れる事出来ない
何でも同じ事さ 確かな約束も
重ね合った身体も何時かは忘れてしまう日が来る
人生における幸せとは一体何だったのだろう?
まだチャンスは残されてはいるけど
ダイスとアジテーションする賭け師
拝啓 DEAR MY FRIEND
君は今も清々しい風の中で生きているの?
それとも忌々しい風の中で生きているの?
思い出して 昔の事を
貴方は確かに輝いていた
夢を叶えようと必死だった
誰にでも優しく自分を犠牲にする人だった
ああ、人はどうして変わって行ってしまうのだろう
眠れないよ 貴方の未来が知らない間に
闇に侵されてしまうのを思うにつけ
絶対的な神の裁きすら恐れない貴方のその喉の渇きを
潤してあげたい 私の清らかな涙で
愛しているのかしら 友情なのかしら
その境界線が見えないから
その後悔点が間近に爆弾に着火するから
まだ死ぬ時ではないでしょう?何でも相談してよ
私を壊すような問い掛けだとしても
拝啓DEAR MY FRIEND 信じて 人間の覚醒した力を
全ての事が上手くいく
そう信じていなければ怖くて立ちすくんでしまうじゃない
夜中酷い悪寒に襲われてブルブル震えていた
明日が闇の中に包まれる 脚確かに既知の道開かれる
いっそその中に永久に留まっていればいい
悲しみを知らずに済むのなら
神様なんて居ないし要らない
ただ君との愛の約束だけが吐く寸前の様に束ねられる
生きながら地獄で生きる同朋よ 君に送る言葉は……
ただ拝啓DEAR MY FRIEND しっかり眠れていますか
ただ神経傷つける君の事 血液の様に瞼熱く泣いていませんか
ただ拝啓DEAR MY FRIEND 全部君に預けるし
自分を傷つけないで 共に歩んでいくから
甘ったれたLOVE SONGに釘を刺して
性差を越えて一つになる 君と私だけの約束さ
拝啓DEAR MY FRIEND