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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
神への反逆
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神殺しのライセンス

試しに取ってみたライセンス

僕はきっと期待していたんだ

仕事はゲームの延長戦で 楽しければ良し

それでも続かない ルーレット回らない


ありもしない妄想を人に喋ったり

ありもしない高層ビル空目したり


最近ちょっと退屈で

アイドル全盛のこの時代に風穴開けられないけど

それでも今でもこのスタイリーなシステム

タンデム 滑走する東京フリーウェイ


嘘吹いていた悲しみは完全に風に乗って

パーフェクトライフ満喫する


人生はエンディングの無いゲームさ

どんどん力を失っていくから

レベルアップとコイン稼ぎに夢中になっている間に

船も神鳥も沈んでいくのさ 慎重になり過ぎて笑われる


それでもここから再びスタートを切れる

新しい自分に生まれ変わる方法 本に沢山載ってるよ

君も波に乗ってみなよ 気持ちイイよ

トレンドは便乗する物じゃない 自ら作る物


君が笑ってくれる それだけで神様等要らない

今だけ 抱き締めてくれませんか?そして優しいキス

神への反逆とせよ 今こそ謀反する時

本に挟んだしおりは茜空 春風に飛ばされて


きっと僕達は若すぎたんだ そう言い訳して

五線譜に神殺しの戦艦の縮図を描こう

日本に栄光と勝利を 自由の女神の祝福を無視して

神殺しの汚名を着たまま走り去っていく


そこに我々の計画を遂行する力が貯蓄されているのなら

世界を破滅させる事も不可能ではないという事

冷戦の最中に裏で動いていた工作員は

熱心なイスラム教徒だったと言うよ くだらないね全てが


神殺しのライセンスは我の手の中

戦争を見過ごすありもしない幻影にサヨナラを告げて

新しい宗教の台頭を願うのみ それでも救われなければ

短刀と介錯を用意されても止む無しとも思えるが


信じても助けてくれない神様なんて要らないのよ

力こそが全て 金が物を言うこの時代

老人達はモノリスとなって 新興宗教に金を流す

偶像崇拝はあの国では禁止の筈だぜ



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