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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
凱旋
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三日月深夜一時

あの三日月に赤ワインを注いで泣きホクロみたいな一等光る星

見つめていた


寂寞の思いを 眠れない苦しさを 涙で洗い流して

一人歩いていく そんなの嫌だよ

ゲームでだって仲間がいるよ どうして? 分からない


あの星の美しさ 一層際立たさせる為に孤独を選んだならば

僕は贅沢は言えない


それでも 人が沢山居る所が良いよね 生きてる感じがする

人生とは……正解の無い旅 数学では無い 国語の様にと曖昧さは持たない

ただ過ぎ去る そう毎日が繰り返しなのだ


時にホーム抜け出して 保護されて 泣いて 実家に帰りたい という老婆

それを徘徊と都合のいい言葉で一括りにするの不味いんじゃないの?


理由なんてどうでもいいでしょ

人と人が愛し合うのは理屈じゃない 激務の後で眠る人 くれぐれも幻にご注意を

いえ老婆心です 私がそうでしたから


眠れない ならば起きていればいいだけの事だ

逃げちゃいけない 僕の飲んでる薬は孫悟空の輪っか

間違いを犯せば締め付けてくる

そして間違いを犯せば時には外れて私はグールになる


昨日見た月は本当に綺麗で何時までも見つめていたかった

ただ赤いベンチが無かったので電話もかけられず

キャメラで撮影するだけにして 名残惜しく 

着いてくる月の照らす道すがらトボトボと上を見つめながら歩いた


こういうのを寂寥と言うのかな? 走り出したい衝動に駆られた


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