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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
I LOVE YOUを伝えよう
367/900

ラブストーリーは必然に

流れゆく星を見ていた 君と

二人一緒に聴いた曲は懐かしい思い出の曲

僕等が初めて出会ったきっかけの曲


CDショップの視聴コーナーで

軽く体をステップさせながら

楽しそうな笑顔を浮かべる君を見て

一目で好きになって声をかけた


あのどんな曲聴いてるんですかと


それはラブバラードでしっとりとしたリズム

踊るような曲ではないと僕は感じたんだね

でも君にはそれが凄くポップで踊りたい曲だったんだね


それからカラオケでその曲を歌ったり

ドライブの時のBGMにしたり 僕等の恋の

手解きは全てその曲から始まるんだったね


隣で眠る君を起こさない様にウォークマンで

その曲をリピートしていた僕

何故か泣けたけど それと同時に嬉しかった

今まで人と何かを共有する事なんてなかったから


二人いつかとても親密な関係になっていた

そうなる事は想像していなかったけれど

運命は悪戯なようで真っ直ぐに僕の矢を彼女の胸に突き刺した


結婚式 二人の思い出の曲を流した

君はウェディングドレスでぎこちなく踊った

僕は注がれるビールを全部飲み干して気持ち悪かった

それも子供が出来た今となっては素敵な思い出


今も愛しているよ 君の事も 初めて二人で聴いたあの曲も

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