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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
I LOVE YOUを伝えよう
360/900

Window

窓を開けば差し込んでくる光

風は笑いながら果実の香りを運んでくる

小鳥達は囀り 木々で遊んでいる

Window Shadow


別に大した事ではないいつもの朝

それにいつか綻びが来ることも知らず

夜は銀狼の叫び声に耳をそばだてる

Window Shadow


Wind Wind 野生の風

Wind Wind 荒れ狂う風


窓を開けば世界も広がる

明るい陽射しがある

小鳥達は目を細め何かに怯えながら

飛び去って行く


人間の生活とは一体何なのだろう?

嘘で塗り込められた「幸福」の朝

穢れた魂で罪重ねる「快楽」の夜


言いくるめられた 積み重なった

人と人の愛情表現


ああ あの青い空 流れる雲

川のせせらぎ 遠くの連峰

何もかもが 何もかもが 涙が止まらない位

嬉しい 今生きている事では無く

でもこの両目でしか記憶できない一瞬の夢


窓を開け放してもWindow Shadow

目蓋を見開いてもWindow Shadow

 

風はBlowin in the wind

海と大地の祝福を受けた少女が

与えられた宿命に立ち向かう様に

今目覚め新しい朝に窓を開く 光は降り注ぐ


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