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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
過去に捕らわれるのではなく今に迷うのではなく未来の光を見つめたい
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硬度10の敗北

我々の正義は敗北した

奢っていたからかもしれない

時流に沿っていなかったからかもしれない

どうしても勝利の二文字が必要な争いだった


世の中悪の方が強いなんてしたり顔で言う人いるけど

そんな理論江戸時代の武士ならすぐ切腹だ

滅茶苦茶痛いぞ だが馬鹿は腹切って首晒さんと治らん


モース硬度10のダイアモンド

それが男と女の営みから生まれる愛情

見つめられ見つめる そんな所から始まって

何時の間にか深い夢の最中 それでも傷付く事もある


我々の正義とは自然主義

それぞれがそれぞれの生き方で自由を獲得する

そういう主義 性善説を起源とする

それが負けた 

世の中と言う亡霊 と 孤独と言う悪霊に


人々は正義を忘れたのか

この世界は悪意に満ちるのか

明日は見えない それは予想以上に恐ろしい事で

人の考えは動かせない ダイアモンドの様に固い


なし崩し的に全てが壊れていく

宝石は輝きを失っていく

王者は居なくなる 天地無用の闘いの前に

武者震いする武士が一人だけ戦っていた


ダイアモンド その輝きに魅せられて

ダイアモンド 正義の旗はまだ降ろされた訳じゃない 

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