表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Recut
342/900

高貴の星

やる事したい事沢山あって

このお屋敷の中は息が苦しくてしょうがないのです

出ていくにあたっても後ろ髪引かれる事無く

さっぱりしたものです


今までの教育は酷かった

肌の色や貧富の違いで人を選別し

いつも言われていたのは

私達は特別なの その中でも貴方は一番


何が一番なんじゃい 飯食って本読んでお菓子食べて

豚みたいに肥えそうでダイエットするのしんどかったわ

私に言わせればあいつらみんな金は持ってるけどおかしい

違う意味でもヘソで茶が沸きそう


男とイチャイチャしたり

遊園地なんて最高 遊ぶ園なんて私から見れば天国よ


身分だの金持ちかどうかなんてまるで関係なかった私は

売れない作家志望の大学生と恋に落ちた


彼を支える為に仕事したり料理、洗濯、家事全般

他にも通過しそうなコンテストをパソコンで片っ端から調べて

凄くウキウキしたの トキめいちゃったの

彼の為になるならと思うと嬉しくて嬉しくて


あのお屋敷は今は誰も住んでいなくてツタは伸び放題

ガラスは割れて家の中はがらんどう 私に裏切られて

間違いに気付いたのでしょう


そして彼が売れ始めて収入が増えて結婚する事になった

すぐに子供が出来て 大変だったけど本当に幸せでした


立ち止まっていては幸せは手に入らないの 

大事そうに見える物でも捨てなきゃいけない事もあるの

間違った教育は子供を闇に放り込んで病ませるの


全ては自分次第 この五体満足な幸せを噛み締めて

自分の人生を彩っていくの 後悔しない様に

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ