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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Recut
339/900

僕の全て

暗闇の中見えた流れ星は夢の中

で見えた一筋の光だった


黒夢は僕が子供の頃見た夢

確かそうだ 繋がっている生命の線路に

足が震える


君を隣りに置いて見上げた星

心は死んでいた


クロスゲームを君と交わした後見えるのは青白い光で

炎の極点から吸っているタバコの残り火は枯れた性欲


君は天使の様に純粋無垢で悪魔の様に残酷に黄泉に誘う矛盾

快感の狭間で灯りが僅かに残る中赤いクレヨンで

唇を書いたのは誰?


飲むのを忘れていたクスリをウイスキーの残りに

そっと閉じ込めてマドラーでかき回す


君のよがり声が聞こえる 悲しくも儚く

僕が見たのはたった一夜限りの快楽の夢


目覚めた時酷く虚しいのは何故?

約束なんて破る物 そんな風にずるくなれない

まつ毛にマスカラを塗って間隙の中を縫って

夜を塗り替える君


青いクレヨンで大空を描いたのは誰?

黄色いクレヨンで太陽を描いたのは誰?


君が出て行ってきっと二度と戻ってこないと悟ったから

しょっぱい涙を振り絞る


君だけが僕の全てだと知ったから


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