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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Recut
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喪失

お別れするなら一言言ってくれないか

口もきけないほど傷ついた君の傷口

パックリと割れた縫い合わせるには

あまりにも深い傷


僕が傷つけた 言葉を選ばない軽薄な詩人

それが僕だ 罪の意識に苛まれる心を

神様どうして与えて下さらなかったのですか


お別れなんだね どうして?


悲しくて悲しくて涙も出ないよ

僕はフラれたんだね

土足で人の心に踏み込み

汚した罪 寂しさの居場所はこのハートの

心室、心房の中 それが真実 ひたすら辛抱


ああ、もう一度会いたいよ

僕たちが何度も過ごした寝屋に

君の香りが残っているような気がして

却って眠れない


叫びも届かないのか 君を愛したい

灰になった感情だけが燻ぶる


胸が苦しいよ 別れっていつも突然だとは言うけれど

出会いだってそうだし 運命なんて言葉で片付けるのは嫌だ

君を愛してる 永久に傍にいたいよ


寄り添い抱き合い眠れない夜には君の笑顔を思い出すんだ

たった一枚の写真を抱きしめて 例え二度と話せなくても

僕は君を思い続ける 魂がそこにあるから

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