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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー
329/900

僕は笑えない ~希薄な感受性~

苦しくて辛いよ誰か助けて

いじめられっこの叫び


最底辺から同じ世界にいる

同胞全てにいつか悲しみが消えますようにと祈る


僕なんかは幸せな方だ そう思わなきゃ

やってられない事情があるけど

いじめられた事もないけど


冒頭の叫びは僕の叫びでもある

怖いんだ 人も生きてる事も死に逝く事も


現実は本当に残酷でいつも笑っている人は

気持ちのイイ連鎖で周りも笑顔で溢れているに違いない


僕は 笑えない お笑い番組でこの人達一生懸命だな

と思っても心の底から笑えなくて申し訳なく思う


何処に置き忘れてきたのかな 笑顔

何時忘れてしまったのかな 笑顔


いつか誰とも笑えなくなるのかな

違う そうじゃない

笑いを拒絶したのはこの僕自身だったんだ

ひと時の迷いの鳩が心の中に忍び込んで

痛い 苦しい 死にたい 

そういう人の為に笑うのを止めたんだ

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