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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Bet to Survive
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憧れのヴィーナス

白く透き通る肌はまるで雪の様

愛され過ぎている春のヴィーナス

胡蝶蘭 虫たちすら寄せ付けない

オーラ 穢れ無き美貌


それは冷たくて そしてスープ

そうヴィシソワーズ 

絹濾しされた光線に映える丘陵

思わず目が離せない


ドキドキ 時々 狂いそうになる

その素肌に触れてはいけないのに

神様の罰が待っているというのに

髪を撫でたくなってしまう


おお 恋の予感

ピンと張り詰めた空中ブランコの糸

縦の糸 横の糸 つまり縦横無尽

空中で自由自在に魅惑の足首が跳ねる


憧れのヴィーナス

手が届かない 目にも映せない

愛しても見返りが無い

それでも抱き合いたい したい


第三の一級大天使に罰を与えられ

男は包帯でくるくる巻きにされ

狂う 狂気で支配しようとする

しかしそれすらも鉄壁とて貫く筈も無く


美しい事がこの世で一番優れていると

自らの老いに無責任にただ押し付ける

商法だ 詐欺だ 関心を寄せるのもいいが

まずストークが素でのトーク出しゃばらせる


女神ももううんざりの様だ

第一級大天使ミカエルの怒り

鉄衛団はドSに魅かれ狂気の沙汰へと堕ちていく

そうミカエルこそヴィーナスに相応しい


おお 我らが いや我のヴィーナスよ 

私の為だけに微笑んでくれ

その絹の様な肌にそっと触れられたならば

欲望の全ては焼却される 


それに気付いた時 欲望は無意味と知り

性欲など何の意味も持たない マテリアルで

恒星の輝きの様なお姿は 月を破壊して

人狼が変身する事すら許さないだろう



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