残酷な暗黒は生まれる
女は思い出を宝石箱にしまい
男はそれをゴミ箱に捨てる
たとえ私が怠惰に布団にくるまって
1人愚痴を言っている その時間が
貴方が欲しくても
それはできない 病は私に取り付き
その病に打ち勝ち
死ぬまで そう 神様の許しを得る時まで
書き続ける そういう試練だからだ
男は愛を宝石箱にしまい
女はをそれをゴミ箱に捨てる
たとえ私が怠惰に昼間から酒を呑んで
1人誰かの悪口を言っている その時間が
貴方が欲しくても
それはできない 死は私に取り付き
その絶望に打ち勝ち
達成するまで そう 神様に満点を貰うまで
書き続ける そういう試練だからだ
眠れない夜 私は挨拶の事ばかり考えている
義理 ぷっ 笑っちゃうね
私の期待 私の汚い願いと変身願望 叶えられる事無いのに
おはよう こんにちは こんばんは
それが無いと気が狂いそうなのだ
時計の事を考えている
目が覚めて時計を見た時の残酷さ
暗黒さ 外は真っ暗 怖くてすぐに電灯をつける
蝋燭さ 命を計る したたかさを備え付けられた
不可逆性の中ではどちらがどちらでも
同じ事 結論は男と女は真に分かり合えない
つまり女は愛を宝石箱にしまい
男はそれをゴミ箱に捨てる
男は思い出を宝石箱にしまい
女はそれをゴミ箱に捨てる
それもまた正解 残酷な暗黒は生まれ
いつでも纏わりつく 歳を取ったものだな