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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Bet to Survive
313/900

残酷な暗黒は生まれる

女は思い出を宝石箱にしまい

男はそれをゴミ箱に捨てる


たとえ私が怠惰に布団にくるまって

1人愚痴を言っている その時間が

貴方が欲しくても


それはできない 病は私に取り付き

その病に打ち勝ち

死ぬまで そう 神様の許しを得る時まで

書き続ける そういう試練だからだ


男は愛を宝石箱にしまい

女はをそれをゴミ箱に捨てる


たとえ私が怠惰に昼間から酒を呑んで

1人誰かの悪口を言っている その時間が

貴方が欲しくても


それはできない 死は私に取り付き

その絶望に打ち勝ち

達成するまで そう 神様に満点を貰うまで

書き続ける そういう試練だからだ


眠れない夜 私は挨拶の事ばかり考えている

義理 ぷっ 笑っちゃうね 

私の期待 私の汚い願いと変身願望 叶えられる事無いのに

おはよう こんにちは こんばんは

それが無いと気が狂いそうなのだ


時計の事を考えている

目が覚めて時計を見た時の残酷さ

暗黒さ 外は真っ暗 怖くてすぐに電灯をつける

蝋燭さ 命を計る したたかさを備え付けられた


不可逆性の中ではどちらがどちらでも

同じ事 結論は男と女は真に分かり合えない


つまり女は愛を宝石箱にしまい

男はそれをゴミ箱に捨てる


男は思い出を宝石箱にしまい

女はそれをゴミ箱に捨てる


それもまた正解 残酷な暗黒は生まれ

いつでも纏わりつく 歳を取ったものだな



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