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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
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せんじょうのくりすます

あまたのいのちがうしなわれ

まったくもってふもうなこみゅにけーしょん

きずつけられたえもーしょん

せかいのおわり


ゆきがちのいろにそまる

ぴすとるのおとがなりやまない

せいや じんぐるべるはちんこんかで

さんたさんもげきついされる ひこうきに


せんじょうのくりすます

きりとられたふぉとぐらふ

やぶりすてたいしんじょう 

あいつもこいつもあくなかんじがする


こごえそうだ おなかがすいたよ

おこせるひもない

こんなざんこくなこっか

ぼくらはこのままでいいのだろうか


ゆたかなせかいがこまったせかいをおいつめていく

どうじょうでかねがばらまかれていく

それもほんとにまずしいひとにはとどかず

いちぶのしょうこうによこどりされる


ああかみさま どうぞすべてのものにびょうどうを

あたえてください あたしたちにあいをください

びょうどう そんなのこのせかいにないから

しょうどうでひとがころされていくのね


どこまでもつづくあらそい

ぶんかのちがいとかしそうのちがいとか

ひふのいろとかびょうきだからとか

かくぜつされていく せんべつされていく


かなしみのなみだはとうにかれはてて

ひからびたかんぱんをむさぼる

きんちょうでくちはかわき のみみずはよごれてる

どうしようもなく しようとおもったこともかなわず


ああかみさま こんなせかいならばわたしはきえたいです

やさしく しのふろしきで おしおきを わるものに

いかづちで せいさいを ぼくらのかおにせいきもどるまで

こんや けっこんから あらたなせいめいがうまれる


ばんのうのろぼっと

それがせかいをすくうへいきで

じゃくしゃのきぼうであり いこう どうしで

たたかいにぴりおどをうつために ちまみれのくりすます

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