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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
色は匂えど散りぬるを
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生まれ変わるメロディ

僕等この世に生まれ落ちた時

リンリンリンとベルが鳴った

祝福の中に包まれて 光が始まった


そして灯は人の道程を照らし始める

生まれ変わるメロディ

時に残酷で儚げな旋律


孤独に苛まれる 誰もが

いっぱい居ても独り そういう時もある

だからさ 信じる事なんて止めてしまおうよ

さっぱり髪を切り落とすように


それでも

安心と信頼が欲しいのが人の性

きっとこのメロディは貴方には届かないのでしょう

でも構わない 歌い続けていればきっと誰かが気付いてくれる

そしてその時共振する 振り子は引き千切られない


運命論 果たして? 終わりは来るの? 終末論 果たして?

跣で駆け出していく少女 

いずれ知るのでしょう男に愛されるという事を


僕等この世に生まれ落ちた時

サンサンサンと太陽の熱 身体に浴びた

時計は何時を指していたか?


この涙が寂しげに光る廊下に零れ落ちる時

病は改善しあのメロディを思い出すだろう

誰もが待ち望んでいる 

突き付けられた終わりに刃向う様に


人と人の出会いからデカい愛が始まり

人と人の会話から飽和現象は逃げ出し毎日が楽しい


僕等この世に生まれ落ちた時

リンリンリンとベルが鳴った

祝福の中に包まれて 光が始まった


僕等この世に生まれ落ちた時

サンサンサンと太陽の熱 身体に浴びた

時計は何時を指していたか?


そして終わりが来る

恋をした事思い出す 生涯支えてくれた妻思う

その刹那 何を感じ取るのだろう?

何処までも一緒に連れて行くから 何時までも一緒だから


エデンの園で口づけを交わそう 高らかに響き渡るメロディの中で




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