表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Thinking Bar.
281/900

僕等の平和

何の変化の無いような日常

それを楽しめればサイコ―


僕等は手を繋いで生きる為にここにいる

最初は一人 でも輪の様に広がっていく


僕等の平和は仮初めだ それだけ知っているのなら

ただひたすら走ろう 心の毒素を洗い流すために


健康を損なう その時人は初めて健康の有り難さを知る

病は知らぬ間に進行している事が多いから


どうかもう強がらないで下さい

それよりも意味の無い事なんて無いから


ああ この世界は美しい

そこら中に言語が溢れる 僕はその滴が欲しい


天地よ どうか泣かないで どうか光らないで

どうか怒らないで


僕等の平和は脆くも崩れ去るとしても

沢山の犠牲者の心に寄り添いただ祈る


無力だと分かっている 心の奥底では笑っている

でもこの流れ出す涙は何なんだろう?


人が死ぬと言うことに御大層な式典がいるのか?

泣きたくなったら泣けばイイだろ


完全な人間なんていない

眠気を堪えて今日も仕事


それでも忙しさに負けないで 人を愛する事を止めないで

僕等は今新世界にDIVEする時 電化製品の使い方が解らなくても

意外にそれは親切で 人間もまた意外な事に優しいんだよ


僕等の平和の日々が最期まで続きますように


この詩を残したい 手を繋いだ喜び忘れたくないから

いつまでも生命は紡ぎ紡がれ幼い子供達の希望に大人が成れると信じてる

大袈裟かな?


リップサービスも過ぎると飽きられてしまう

まだまだ皆若いじゃないか 突っ走るのもいいけど

そこの休憩所でコーヒー飲みながらタバコを吸っても

僕はそれが怠惰では無く平凡な日常であるとかつて経験したから


動かない銅像 どうぞいつもピカピカに磨いておいて下さい

愚かな者どもに手間取っても足を引っ張られても そいつらもいつか死ぬんだ

僕等の平和は血が流れなければ実行できない夢物語だと

微かにこの掌に名も知らぬ花の花びら舞い降りて それに死を思う 自らの

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ