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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Thinking Bar.
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難易度レベルファイブ

貴方の詩はとても素敵ですね

これを違う言い方で表現するならば

まるで午後三時のおやつの様ですねとなる


いやならないかも知れないが

僕からのプレゼントだ 受け取って欲しい


現在丑三つ時 こちらはとても寒うございます

私の詩もそろそろ飽きられた頃

小説も遅々として進まずクリエーターとしても限界


だからこそ今難易度レベルファイブの

レールガンぶっ放す時期かと


この段階を乗り越えられないのならば

最初から詩人でなかったのでしょう


現代詩は昏迷しどれが面白い詩か

味蕾で判断するしかない


ピリッと来るか?スイーティーか?電撃か?甘いライムか?

進む道は炎の道 いくつにも分岐し進めば進むほど道は狭まる

掻い潜れ ルールは破る為にある


古典から呻吟のエキスを吸い取ろうとしても

とても苦々しい笑顔を浮かべるしかないのです

それならば昨日買ったハットが

存外に似合っていて上機嫌になる事の方が重要で


最近は僕も肩の荷と背中の枯草を捨てちまおう

そういう心境に至り 

いたりいなかったりする妖精ニンフの細い指のいかに

美なるかを描写する そのプロセスを楽しめるか否か

そんな事が小事でありまた大事なのかもしれません


音楽があるなら詩楽もあってもいいと思いますか?

しかしそれは永遠の枷であり詩学を却って妨げる

僕はそう考えています


陽が昇り沈み月が微かな光で僕等の夜を照らすのならば

自転車でいますぐ駆け出して季節の香り胸いっぱいに吸い込むべきで


あの星空の一等光っている星が

更なる栄光と称賛の元に名付けられるなら

人間の一生の目指す所も色々で 最後に笑えるでしょうか

それだけが今から心配です


難易度レベルファイブ 

幾重にも積み重なる壁を拳で突き破り

古典を破棄する 新しいソウゾウの世界はすぐそこなのかもしれない

僕はそう思っています


混乱する自我を破壊して 何者でもなく風でも光でも雲でもなく

山でありたい それこそLevel Five Of Difficult

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