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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
「し」の詰め合わせ
252/900

本当に悲しい恋

手を触れる事さえ恥ずかしかったあの頃

原チャで二人乗り アブナイDanger Drive

今君は僕にしがみついて話さない 離さない


こんな時間が永遠だったら

どんなにか僕の人生は意義あるものだったろう


軽い眩暈覚えるほど君が恋しくて

川べり 小石で水切り遊びをする


ずっと幼馴染だった 

そのボーダーライン今熱いKissでぶち壊したいよ


音楽プレイヤーを二人 右耳と左耳繋がれていた

こんな風景を歌った曲があったなぁ


その頃の話さえ昔の事なのに ドキドキして話切り出せない

ああ あの時 言っておけば 「好きだよ」って


あの日君が突然死んでしまうのを 知っていれば

この深い悲しみを 心臓を突き破る槍を引き抜き天を仰ぐ

涙零れる 僕はもう君と繋がれない


君の両親は「ありがとうね」って言うけど

その目は真っ赤に腫れていて 憔悴しきっていたっけ

お通夜で僕は君の事 初めて見つけたような気がした

それが恐ろしい程 遅すぎた事にも 今も昔も気付けずに


今でも君と空を飛び交う 夢を見るよ

親愛なる君へ ギターが好きだったね


ああ今僕が奏でるコードは世界で一番悲しい恋の旋律

幸せにしてあげられなかった後悔の現実を聴いてよ

君の耳に届くかい?


天国で待っていてよ 僕一人ぼっち 待たせやしないから

後50年 きっと そんなちっぽけな時間だから 忘れやしないさ


あの日二人で聴いたLove Songがジンジンと僕の耳 刺激する

そしてあの日のキスを思い出すんだ 月光の下で


君以外考えられない もはや Love Slave

地球よ 貴方は残酷な運命の支配者 産まれてこなければなんて 

彼女に無礼なのに 纏わりついて離れない


こんな本当に悲しい恋を こんな大都会で 繰り返す

人生全て 出会い 別れ 川のように 山のように

ナチュラルなロード ニュートラルなコード

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