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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Hot Flesh
249/900

君は神様になった

君は神様になった

そしてお日様を見上げほくそ笑んでいる

だけどそんなものピサの斜塔と同じ

誰かの力を借りなければまっすぐ立てない

ねぇ赤ちゃん覚えたばかりの言葉 軽々しく口にするな

馬鹿らしい ダウツ! お前の浅薄さは広まる 

嘘つき野郎 もっと傲慢になれ 鏡に嘘ついてみろ


君は14歳からタバコを吸っていたね

恐らく体調不良なのはそのせいだろう

死の恐怖におびえながら咽返っている

肺に穴が開いて呼吸もままならない

ゼーハーと喘鳴が聞き苦しいから 僕に近寄らないでくれないか?

君はもう終わりだ アウツ!

留まらなくなった臓器 一気に崩れ落ちて消えて


10代で男の数をひけらかし

20代で資格の数を

30代で過去の美貌を


そこからは何だかどうしてもこうしても

一歩目が踏み出せない


一人で生きるなんて

暮れの運河に涙零して 寂しくて


だけど君の知らないところで歴史は動いているんだよ

悔しくないかい 

悲しきバイポーラまだ死ねないよ


天地がひっくり返ろうとも明日陽が昇る 決定事項

そして知らぬ間にこの現世リアルなせかいからいなくなっているんだ


神様がゲッツ 神様がゲッツ 神様がゲッツ   

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