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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
アースランド ~a long time ago~
245/900

夏の始まりには

風鈴の響き 冷やしたスイカ 喉越しのいいそうめん

カラッと晴れた風が吹いてきて うたた寝 なんてしあわせ


さぁ君達は裸でダンス ダンス

今年も燃えたキャンプ 定番のカレーライス

夕食後 みんなで一緒に見上げた空に向かって言った 「生きてて良かった」と


思い出させながら笑って 君と唇を重ねた

強く舌を絡めた


まだかい? 恋人達を照らすお月様 恥じらって顔を隠すのは

誰も見ていないところまで行くと バーベキューの匂いがする

さぁ楽しもう 短い夏には大胆に愛し合う二人

僕は君と分け合った 麦茶 ビール アイスクリーム


北海道の夏は短い ここでやらなきゃいつやるの?

キス キス キス それだけでよかったのに


でも僕は風鈴の響き 冷やしたスイカ 喉越しのいいそうめん

カラッと晴れた風が吹いてきて うたた寝 それだけでしあわせ

隣にいる君の右手にそっと左手を重ねる瞬間ながいときが懐かしい


君を愛してるって 昔言ったよね 

もうここまで来たら どこまでもプラトニックラブ そう思っていた


熱いキス かき氷がゆっくり解けて シロップが残る

何度も夏が過ぎて……

君はもういないけど 僕は幸せだ 思い出があるから

今年も夏が始まる

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