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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
アースランド ~a long time ago~
242/900

アルタイル卍ベガ

おお我が妻 織姫よ

遠妻の安否確認すら術知れない

この一年を呪えよと蠍があざ笑う

けれど信心から来るという事ならば

契りは必ずこの愛もって後押しされて


大好きで仕方ないお前に一年に一度しか逢えない

神は何という仕打ちをしなさるのだ

ただ夫婦である事実のみで逢瀬を楽しめないなど

罪を犯したわけでもあるまいに


おお 逢いたい 逢いたい 逢いたい 愛体

今日この日だけ 相対アイタイシたい


おお我が夫彦星よ 私が先に燃えたとて

決して衰えることなく我が慈愛に満ちた目は心の窓

私もただ夫婦の契りを信じましょう

天の川の流れが乾くのを楽しみにしております


私も同じくらい好き

逢いたい 逢いたい 逢いたい 愛体

女を待たす憎い人 蠍が居なければいいですが

私も今日この日だけ相対アイタイシたい


離れた距離がますます愛しくなってしまう 男と女 ただ一つ




*           *          *



……以下は七夕の唄で山上憶良が詠んだとされます


牽牛は 織女と、 天地の 別れし時ゆ いなむしろ 川に向き立ち 思ふそら 安からなくに 嘆くそら 安からなくに 青波に 望みは絶えぬ 白雲に 涙は尽きぬ かくのみや 息づき居らむ かくのみや 恋ひつつあらむ さ丹塗りの 小舟もがも 玉巻きの 真櫂もがも 朝凪に い掻き渡り 夕潮に い榜ぎ渡り 久かたの 天の川原に 天飛ぶや 領巾片敷き 真玉手の 玉手さし交へ あまたたび 寐も寝てしかも 秋にあらずとも


アルタイル ベガ アンタレスは夏の星 明日は夜空を見上げるのもいいかもしれませんね!

詩のタイトルに関しましては私もうろ覚えでしてヤフ検かググって下さい<m(__)m>

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